受賞
”AsiaWPA 2024 Second Half International Photography and Videography Competition” (AsiaWPA 2024年下半期国際写真およびビデオ撮影コンテスト)の“Fashion, boudoir and Fine art nudity”部門にて、Excellence Award(優秀賞)を受賞いたしました。
ファインアートの世界を教えてくれたマギさん、そして、ファインアートフォトグラフィーや世界に通用する写真について教えてくださり、レタッチをサポートしてくださった故島さん、お2人に心から感謝いたします。
「人と競うのは苦手なので…」と、今までコンペに参加したことがなかったのですが、「コンペは自分の成長と学びのため」という故島さんの言葉に背中を押していただきました。
この1枚を出してみることが今年はゴールだった中、入賞することもできて素直に嬉しいです。
忘れてはならない大切な存在、モデルのYちゃん、紹介してくれたMちゃん。
マギさんから、海外ではブドゥワールフォトが女性に人気で、婚前の女性がブドゥワールを撮ってフィアンセにプレゼントしたり、ブドゥワールマタニティも女性やカップルに人気だと教えてもらったのが2年ちょっと前。
聞いた直後に沸き起こった、「ブドゥワールを撮ってみたい!」という、私の衝動にも似た意欲にきっかけをくれたYちゃん&Mちゃん、心からありがとう。
あとがき
日常(暮らし)写真、遺影写真、ブドゥワール写真。
この3つのジャンルが、私が特に心揺さぶられてシャッターを切りたくなる写真です。
どれも一見バラバラなジャンルのように見えるかもしれないのですが、私の中ではいずれも「性命力と生命力」がテーマと感じています。
それは、自身の祖母の遺影写真のストーリーや、出会う方々のストーリー、自分が産前産後に感じたり失ったりした女性性であったり、人間誰しもが向かって行く死の道中での生の瞬間のきらめき…それが、涙が出そうなほど愛おしくなり写真に残したくなるのです。
残したいストーリーを思いをのせて写真に残せるよう、これからも学び続けます。
※ブドゥワールとは、フランス語で直訳すると“貴婦人の私室”という意味です。